長いことサボってしまい申し訳ありません。
今回からは、畑を借りて作っている野菜のことや作りながら思うことをお届けしようと思います。
場所は茨城県那珂市菅谷にあります。マーブルの理念に賛同して下さっている農家さんにお願いして、畑を借りました。今年で2年目になります。今年の夏野菜はとうもろこし、ズッキーニ、地這えキュウリ、はぐら瓜、なす、ミニトマト、ピーマン、ししとう、すいかなどを作りました。もちろん、無農薬、無肥料(小麦藁はひきました)です。
種は昨年作ったそれぞれの野菜から自分で採取したものばかりです。埼玉県の飯能市にある種屋の社長さんから、最近の種の実情を聞いたら購入した種はあまり使わないほうがいいのかなって思うようになったので、自家採取に挑戦しています。
昨年はあまり感じなかったのですが、今年はピーマンやキュウリ、ししとうは地中にいる何かの幼虫に根を食われ、立ち枯れしてしまうものが多かったです(畑を貸してくれた農家さんは『根切り虫』と言ってました)。また、茎の中に何かの幼虫が入り込んでやはり枯れてしまう野菜もありました(『芯食い虫』だそうです)。
また、今年はカラスの頭のよさをつくづく感じました。とくにスイカ、とうもろこしはカラスのために作ったようなものでした(笑)。とうもろこしはそろそろ収穫期だなって思うやつは茎を倒して実に食いつきます。ちょっと早いなって思うようなものでも平気です。そしてスイカ!! 熟してなくても(中身が色づいてなくても)つっついてしまう。カラスの対策をしない僕も悪いのですが、一度スイカ畑を荒らし、めぼしいものを突っついた後は、1週間くらい間をおいてまた荒らしにくるのです。荒らされた後、敷いた小麦藁にスイカの実を隠しておいてもだめでした。どこで見張っているのかわからないけれど、ちゃんと次にきたときに、藁の上から突っついてあります。ミニトマトもカラスにつつかれていました。カラスは頭がいいって以前TVで放映していましたが、ほんとにそれを実感しました。
また野うさぎもいて、敷き藁に残っていた小麦やキュウリ、はぐら瓜の苗も少し食べられてしまいました。今年の反省は来年生かそうと思います。
冬野菜は、大根、ニンジン、ほうれん草、小松菜、油菜を作っています。
昨年はニンジンの適期に種まきをしなかったので、ほとんど収穫できませんでしたが、今年は順調に生育しています。ただ、やっぱり蝶の幼虫だと思う虫が大量に発生していて、大根、小松菜、ニンジンの葉を一生懸命食べています(こらーっ!)。今年は雨が少ないので、これらの虫がなかなか流されていってくれないなぁ。
僕は自分で野菜を作り始めてから、旬って言うものをとても意識するようになりました。旬に作らないと、肥料なしではなかなか成長してくれないなって思います。また夏の暑いときに小松菜や水菜を蒔いてみましたが、見事に溶けてなくなってしまい、雑草畑になり除草に苦労しました。
では次回の更新をお楽しみに!冬野菜の現状をお届けできればいいなって思ってます。そのためにも「虫に負けるな!僕の野菜たち」 |